今気になるテレビドラマ

NHKの「紙の月」である。


第1回目を観た。正直途中で観るのをやめたくなった。なぜならドキドキしてきて怖くなってきたからである。

このいい人が。こんないい人そうなひとが落ちていくのを見たくないー。

そんな気持ちになったからである。



本当にそうなのかはわからない。ラストもどうなるのかわからない。

謎かけのようにその彼女=いい人(主役の原田知世)の顔が「1億円横領した犯人(容疑者?)」の週刊誌の記事とともに映し出される。


ドラマは明るいものの方がいい。ただでさえ現実は厳しい。せめて非現実の世界だけでも明るく笑い飛ばしたい。



原田知世といえば、自分の中では14歳(?)の清潔感あふれるデビューの頃。それから某コーヒーのCMしかない。そういえば最近離婚を発表したというニュースもネットで見た。


……ああ、本格的に仕事をするのだなと思った。

だって賀来さんもそうだったから(いっしょにしてすみません。勝手な憶測です)。

話がかなりずれていますね。ドラマの話にもどします。



―数日後。意を決して、中断していたドラマを再生して続きを観ました。


どんどん引き込まれていきました。


彼女が「犯人」なのかどうかということも気になりますが、それ以上に彼女の「生き方」に興味を持ったからです。


どう自分の人生に向き合い、自分の生き方に折り合いをつけ、どう決着していくのか。


そこに「若い男性」の影も(笑)。



原作は角田光代氏。『対岸の彼女』読みました。(エッセイも少々)。でもあまり小説は読んでいません。が、きっと女性の書き方は上手なのではないかと思います。


期待できますね!



ドラマは明るく笑い飛ばしたい。でも考えながら観るのもやっぱりいい。


P.S.タイトルの「紙の月」もいいですね。紙のような薄っぺらい月という意味なのか。何かの暗示なのか。先に小説が読みたくなってしまった!!なんか支離滅裂な文章ですみません。