2014-01-01から1年間の記事一覧

最近の愉しみ

ささやかなたのしみ。「梅ちゃん先生」&「マッサン」朝NHKBSで放映しているのを録画しておいて、夕食後お茶しながら(お菓子付)ソファで寛ぎながら観る。元気がもらえる番組です!

神田古本まつり

神保町いい街ですね。好きな街です。なぜなら書店がたくさんあるから!(←単純なやつ)天候にも恵まれ、「神保町ブックフェスティバル」を楽しんできました。この頃は、この街に足を運ぶことがとんとなく、実に何年かぶりに来てわくわくしてしまいました。古…

岸 恵子著 「わりなき恋」 幻冬舎文庫

初めに言い訳…。ここのところまとまった記事が書けずにいた。やっとやっとひと息つけた今週末!。9月はさくさくと読書が進んだのだが、すぐに書かないと忘れる自分(ナサケナイ…)。んで、わりなき恋!!大人の恋愛!できる女性と男性の話。思った以上に良…

夏目 漱石著 「こころ」 角川文庫

たしか小六の時に挫折した本。『坊ちゃん』を読んだ直後に、この本に手を出した。人生経験を積んだ今だからわかることもある。きっと小学生の時に読んだとしとしても「読んだ」だけで、本書を味わうところまではいかないと思うがー。 文章構成が巧み!読ませ…

井上 靖著 「愛」 角川文庫

薄い本。一気に読めた。引き込まれた。三つの短編が収められていた。心に残ったのが『結婚記念日』。初めは「賢者の贈り物」みたいな結末?と思いながら読んだ。日常の夫婦のひとこまを描いているのだが、二人の関係性とか会話が興味深くなんともいえない滋…

松浦 弥太郎著 「松浦弥太郎の新しいお金術」 集英社文庫

お金と仲良くする。お金に好かれる。どのように扱ったらいいのか。そんなヒントが得られる本でした!読みやすくさくっと読めます。

有吉 佐和子著 「断弦」 文春文庫

<没後30年 名著復刊>と帯にある。著者が23歳の時に書かれたもの。その筆力が本当に凄い。テーマも渋い。伝統芸能についての考察。しかし、出てくる主人公「瑠璃子」の考え方は若者特有。なので、やはり著者が23歳ならではの内容なのかもしれない。 …

9年

ふと、以前書いていた「ガーベラ・ダイアリー」(goo)にアクセスして、一番初めに書いた記事を読んでみた。 書いた日にちに目をやると、「2005年9月15日」。今からちょうど9年前ー。9年前の自分は、今現在の自分がこうなるとは予想だにしなかっ…

金子 由紀子著 「買わない習慣」 アスペクト

以前にも同著者の著作を読んだことがある。あまり押しつけがましくなく、さらりと書かれているところが良く、とても読みやすい。 「習慣」という言葉に惹かれた部分もある。習慣に落とし込めば「買わない」ことも苦にならない。そこに到達するまで大変だとは…

小山 薫堂著 「つながる技術」 PHP研究所

サブタイトルに<幸運な偶然を必然にするには?>とある。非常に読みやすい本。所々著者の自筆と思われるお言葉が、これまた著者特製の原稿用紙の上にさらりと書かれている。字にとても味がある。 心に残ったところを覚書。 <「偶然は、人を選んで起こるか…

百田 尚樹著 「モンスター」 幻冬舎文庫

読みごたえがあった。これまた満員電車のストレスを解消してくれる本でした!というか、電車に乗っていることすら忘れてしまう。正直、読みはじめは主人公の女性の語り口と行動にギャップがあり違和感があった。しかし、ある事件をきっかけに彼女が変わる。…

百田 尚樹著 「海賊とよばれた男」(上)(下) 講談社文庫

手放しで面白い!! 多少ドラマチックに描いている部分もあるのだろうなーということを差し引いても、主人公の国岡鐡造という人には魅かれるものがあります。そして石油の輸入というものの歴史は今まで全く知らなかったのですが、戦後の日本にとって非常に大…

小山 薫堂著 「考えないヒント」 幻冬舎文庫

サブタイトルに<アイデアはこうして生まれる>とある。 ものすごく刺激された本でした。ここまで手の内をさらけだしてもいいの?と思うほどです。小山氏の頭の中身を少しだけですが垣間見ることができ非常に興味深かったです。 すごい人なのですね。でも外…

発想

先日、小山薫堂氏を追いかけた番組を観ました(情熱大陸)。 そして、ちょうど日曜日の13時からやっているラジオ(FM)の番組も聴きました。(この時間に車を運転していることが多いので、ちょくちょく聴いていております)。 お忙しい方なのですね。 5…

村上龍VS 村上春樹 「ウォーク・ドント・ラン」 講談社

英語をカタカナに直して表記したタイトル。値段は単行本でなんと850円!……これはかなーり古い本です。1981年が第一刷。 近くの図書館があまりにも古く(蔵書・外観ともに)て、めまいを覚えた数年前ー。でもこの本を見つけた時だけは、「古くてよかっ…

令丈ヒロ子著 「おなやみジュース」 講談社

サブタイトル(?)に、「15歳の寺子屋」とある。表紙には、作者の写真と「なやみ」なんてないほうがいいと思う?大人気シリーズ『若おかみは小学生!』の作者がお答えしますとある。 小さいころはなやみにあこがれ、「なやみ相談」の記事を愛読していたと…

本怖(ほんこわ)

録画しておいた「ハリーポッター」をソファで観ていたらいつの間にか寝てしまっていたらしい。 ふと目を開けると画面の右上に「本当に怖い話」と表示された番組が流れていた。怖いものは苦手な自分なので、いつもなら避ける番組なのだが、寝起きでぼんやりし…

のみっぷり!(食事中の人は読まないでください)

1年ぶりにバリウムをのんだ。消化器検診だ。昨日の午後10時から飲まず食わずでこの日を迎えた。 発砲剤を口に入れてから、少量の水を飲む。そのあと一気にバリウムを胃に流し込む! 過去に何度も経験しているが、毎度毎度緊張するものである。 ましてやあ…

石村 博子著 「たった独りの引き揚げ隊」 角川文庫

サブタイトルに【10歳の少年、満州1000キロを往く】とある。 <1945年、満州。少年はたった独りで死と隣り合わせの曠野へ踏み出した!> その少年は、のちに、 <41連戦すべて一本勝ち。格闘技(サンボ)で生ける伝説となり、日本柔道界・アマレ…

ジョーン・G・ロビンソン著 高見浩訳 「思い出のマーニー」 新潮文庫

振り返るとここ数年、夏になるとジブリの映画を観ている。今年は「思い出のマーニー」。ということで、映画を観る前に原作を読んでおこう!と思い手に取ってみた。良かった。実に良かった。思春期の少女の心の動きがていねいに描かれている。それだけでも十…

風邪

久しぶりに風邪をひきました。日頃の不摂生がたったのでしょう。 睡眠時間は短い。仮眠→ごそごそ→寝るというパターン。よくないですね。市販の葛根湯や風邪薬を飲んでいます。ティッシュの消費がはんぱないです。 今日ほど、駅でもらったティッシュが貴いも…

有吉 佐和子著 「夕陽ヵ丘 三号館」 文春文庫

久しぶりに有吉氏の著作を読んだ。またしても例の現象が起きた。それは、通勤途中に読んでいて、降りるべき駅を乗り過ごしそうになるということだ。そして、もうひとつは続きが読みたいために、目的地まで時間がかかる方を選ぶということ。つまり「作品世界…

林 真理子著 「白蓮れんれん」 集英社文庫

村岡花子氏と親交があったということで、興味をもち読んでみた。んー。確かに「朝ドラ」では描けないですね。白蓮さんの半生。熱い人!ハッピーエンドであるのが救い。 林氏の男女の機微なる考えが窺えるのが興味深かった。 (すみません。取り急ぎメモメモ)

古川 武士著 『「やめる」習慣』 日本実業出版社

著者の肩書が「習慣化コンサルタント」とある。面白いですね!やめたい習慣がいくつかある自分。なので本書を読んでみた。レベル1 行動習慣…やめるための期間1カ月。ネットサーフィン、ムダ遣い、先延ばし、ダラダラ休日などレベル2 身体習慣…やめるため…

藤井 孝一著 「読書は「アウトプット」が99%」 三笠書房知的生きかた文庫

書店をサクサクと歩いているときに、ふと目にとまった本。まずタイトルに。そして表紙にー。表紙の面積の3分の一を占めるタイトル。ここに著者の思いがぎゅっとつまっている。メッセージが直球で伝わってきた。また、表紙が珍しく(?)カラー写真入り。書…

村岡 恵理著 「アンのゆりかご」 新潮文庫

村岡花子といえば「アン」。中学生の時に読んではまった『赤毛のアン』の訳者である。本の内容には興味を抱くが、訳者には全く無知であったし興味すら抱いていなかった(すみません)。名前は存じ上げているというレベル(しかし、夫に聞くと名前すら知らな…

角田 光代著 「紙の月」 角川春樹事務所

「お金」について考えさせられる一冊。主人公は、銀行に勤める(契約社員)40代の主婦。 真面目で誰からも信頼されていた彼女が1億円を横領する。 その過程とその後がていねいに描かれる。 また、彼女をめぐる2人の友人の「お金」のつかいかたも描かれる…

山崎 豊子著 『大地の子』と私 文春文庫

<取材と構想に3年、執筆に8年。「大地の子」はいかにして生まれたのか?>〜文庫本の帯より〜本書を読むと著者がどれだけ苦労して苦労して『大地の子』を書き上げたのかがわかる。中国に滞在し取材を重ねる。多くの資料を読み込む。本当にすごい人ですね…

テレビドラマ

最近観ている番組(覚書)・「カーネーション」「花子とアン」…NHK朝の連続テレビドラマ(過去&現在)女性が主人公というのは、やはり興味がある。「カーネーション」の主人公のバイタリティ、仕事への情熱を見ていると自分はまだまだ!と思える。夕飯後…

山崎 豊子著 「大地の子(一)〜(四)」 文春文庫

山崎豊子氏の著書は本当にしんどい。読むのがつらく一気に読めない。少しインターバルをとりながら、違う本を途中にはさみつつ、四冊を読了。戦争によって、ある男性の「生」が翻弄される。自分の中の日本人としての血。中国人として育てられた環境。自分の…