井上 靖著 「愛」 角川文庫
薄い本。一気に読めた。引き込まれた。三つの短編が収められていた。
心に残ったのが『結婚記念日』。初めは「賢者の贈り物」みたいな結末?と思いながら読んだ。日常の夫婦のひとこまを描いているのだが、二人の関係性とか会話が興味深くなんともいえない滋味がある。
ミステリータッチで描かれる。
『石庭』もラストのどんでん返しが良かった。京都のお寺の庭の描き方も!男性の立場で物語が進んでいくのだが、最後はー。
…すみません。もう1作品あったのですが、記事を書く前に図書館に返却してしまい書けず。でも面白かったことは間違いないです(説得力なしですね 汗)。思い出したら追記します!