2011-01-01から1年間の記事一覧

2011年よさようなら

拙ブログに来てくださっている方(来てくださった方)、本年も(たまたま?)読んでいただきありがとうございました。 このところ読書の記録もままならず、内容がない(=読む価値のない)記事となっていることを情けなく思っている今日この頃です。来年こそ…

既読

伊坂幸太郎初読みです。おすすめということで、職場の人にお借りして読みました。 『魔王』 『モダンタイムス』(上)(下) 『モダンタイムス』は『魔王』の舞台の50年後という設定になっています。文庫では著者の最新刊本だそうです。書店で平積みされて…

小説クラブ?

職場で文庫本を持っている人を見かけるとつい何の本を読んでいるのか聞きたくなる。 そんな衝動にかられる。失礼かな?と思いつつやっぱり気になって聞いたりする。そこから作家さんや本の話に広がって本の貸し借りが始まったりもする。 実際自分が貸してい…

お茶会

久しぶりにお茶会に行きました。本日はお薄とお濃茶の二服いただきました。お濃茶のお菓子が「かえで」という練り物で中にあんこが入っていて、甘すぎず上品なお味でした。お薄のお菓子は薄暗い紫色で見た目は堅そうなのですが、実はやわらかくてこれまたお…

次なる山

ただ今仕事が小康状態。まだまだ予断を許しません。 これからどんなふうに事態が変化していくのか。予測がつくようでつきません。 ただ、どちらに転んでも難しいだろうな…ということだけは漠然として感じています。……はあ〜……自分の力だけではとうてい及ばな…

ドラマⅡ

「南極大陸」第3話を観ました。一応録画してあるのですが(ホケンをかけて)、リアルタイムで観ました(笑)。犬たちが走るシーン。やっぱりいい。犬を操るということは大変なことなのだとあらためて思いました。10匹の犬の中のリーダーとどう関わるか。…

ドラマ

この秋、ドラマをちらちら見ています。ひとこと感想をメモメモ。「南極大陸」 「家政婦のミタ」 「南極」は主題歌めあて(苦笑)。 ・第2回目の犬を集めるシーン、犬を飼育するシーン、犬がボスを見つけて走り出すシーンがよかった(特に犬好きというわけで…

年末が近づいている感じること

・年賀状のはがきの予約申込み書が郵便受けに入っていたこと ・お歳暮の案内が来ていたこと ・おせちの予約の案内がきていたこと ・クリスマスケーキの予約案内がきていたこと ・紅白歌合戦の司会者が発表されたとき ・来年のカレンダーや手帳が店頭に並んで…

ざらざら

こころがざらざらして 口から出てくる言葉にとげがある 声は必要以上に大きくキンキンしている わかっているのに歯止めがきかない こんな時もあるさと思ってみたり 時にはいいさと思ってみたり 感情の動物だね人間はー。 強いものが弱いものにあたると 連鎖…

男性物の鞄

先日街中で見た「こんなものあるんだ。便利そう!」と思ったものを2つほど紹介してみる。 一つ目。鞄の上部に背広の上着をはさむものがついている。サラリーマン風の男性が上着を鞄の上にかけて颯爽と歩いていたので「落ちないのかな?」と思って見てみたら…

2012年

手帳を買いました。バッグに入り軽くて小さいもの。兎が桜の花びらと戯れているようなデザインの和紙がカバーになっているもの。このシリーズは初めて見ました。ちいさな会社のものなのかな?その割には高かった気がするけれども(笑)。他には同じ兎でもブ…

河合 隼雄著 「昔話の深層」 講談社+α文庫

サブタイトルに「ユング心理学とグリム童話」とある。臨床心理士の著者がグリム童話をユング心理学によって読み解いた本。グリム童話…知っているお話もあるけれどもそうでないものもある。という向きにも親切な本!というのも巻末に本書で取り上げている童話…

ほっとひといき

やっとひといきつけます!そして三連休だーーー!!うれしくてなみだ出てくるぜ。 まあ、いろんな意味で今は落ち着いている。しかし…。1か月後がコワイのだ。 今、あることが小康状態。これがどっちにころぶかで事態は好転するか暗転するか…。まあ今は、目…

小林 竜雄著 「久世光彦 vs.向田邦子」 朝日新書

著者の名は本書で初めて知った。タイトルにひかれて購入。今まで久世氏の向田氏への想いを綴った本を何冊か読んできた。本書を読んで、その時に知ったいろいろなエピソードが線となってつながってくる気がした。著者の述べる説をまるごと信じるわけではない…

向田 邦子著 「向田邦子全対談」 文春文庫

本書は表立っては明記されていないが、吉行淳之介氏がこの本のタイトル、体裁、座談会を除く全対談を年代順に並べる、装幀を風間完氏に依頼するようにしたこと、対談者それぞれに短いコメントを依頼すること、まえがきを山口瞳氏に依頼するプランを出しこと…

三田村 有純 監修 「ウィリアム・モリスの100デザイン」 藝祥

先日、モリスのことを書いたら本が家にあったことを思い出し記事にしてみました。 本書はタイトル通り、英国を代表する芸術家、デザイナー、詩人であるウィリアム・モリスのデザイン画が集結している。ため息がでるくらい美しい。眺めているだけで幸せな気持…

モリス談義

意外なところで自分と同じ趣味の人を発見!いつも顔を合わせている職場の人。しかも2人も!モリスファンということを知りました。きっかけは、Aさんがモリスのクリアファイルを持っていたことから。 昨日の疲れがあり、下がり気味だったテンションが、一気…

角川文庫編集部 編 「きみが見つける物語 ●スクール編●」 角川文庫

サブタイトルに「十代のための新名作」とある。本書には以下の短編が収録されている。 タンポポのわたげみたいだね 豊島 ミホ心霊写真 はやみね かおる三月の兎 加納 朋子このグラウンドで あさの あつこ大きな引き出し 恩田 陸空飛ぶ馬 北村 薫沈黙 村上 春…

阿久 悠著 「作詞入門」 岩波現代文庫

タイトルの横に「阿久式ヒット・ソングの技法」とある。帯には<生涯五千曲ー歌謡曲の黄金時代を牽引した超人的な才能の秘密 解説:鴨下 信一>と書いてある。 もうすでに著者は亡くなられている。本書は1972年5月に刊行されたもの。「僕の歌謡曲論」に…

何でもいいから!?

ある著名人のHPに毎日アクセスしています。なぜなら毎日更新されるから。短い言葉なのですがはっとさせられるひとことが書いてあるから。 「毎日」更新というのがいいです。その人のことを「思う時間」が「毎日」あるわけだから。より身近に感じますー。 …

いろいろ

本当にことのところいろいろあって疲弊しています。この出会いや出来事は自分にとってどんな「意味」があるのか。 はたまたなにかの「修業」なのか。そんなことを考えたりもします。 先が見えない時って人は不安になるものですねー。

佐渡 裕著 「僕が大人になったら」 PHP文庫

サブタイトルに「若き指揮者のヨーロッパ孤軍奮闘記」とある。内容はそのまんま、である。ただ、その指揮者は今「若い」というほど若くはないかもしれない。なぜなら、本書は某月刊誌(1997〜2001年)に連載されたもの(「ぼくが大人になったら」)…

突然・・・。

ある日突然、事態が急転直下することがある。 例えると、長い時間をかけてコップに少しずつ少しずつ水がたまってきていて、実はもうあふれんばかりだった。そして何かの拍子にそのコップから水が一気にどっと溢れ出した。そんなイメージ。 だから「突然」の…

久世 光彦著 「向田邦子との二十年」 ちくま文庫

演出家、プロデューサーであり作家としても作品を書かれていた久世氏。向田氏とは「寺内貫太郎一家」「時間ですよ」など多くのテレビドラマを手掛けられた。今は亡きお二人だが、本書を読んでいてなんだかせつなくなった。向田氏は五十二歳でこの世を去って…

太田 光著 「向田邦子の陽射し」 文藝春秋

爆笑問題の太田氏がものすごくまじめに、力をこめていや愛情をこめて(?)著したということが伝わってくる。アマゾンから本書を紹介するメールが届き購入しようか迷った。レビューを見てみたら☆が結構ついていたのでわずかばかり期待しながら本書を注文して…

向田 邦子著 「一話完結傑作選」 岩波現代文庫

「向田邦子シナリオ集Ⅵ」である。以下が目次巻頭エッセイ一話完結傑作選 母の贈り物 母上様・赤澤義雄 花嫁 眠り人形 びっくり箱 当節結婚の条件 愛という字 デビュー作ーダイヤル110番 分け前 しみ 万引部隊 欲の皮附録 解題全作品解説 年譜ー向田邦子と…

向田 邦子著 「寺内 貫太郎一家」 岩波現代文庫

「向田邦子シナリオ集Ⅴ」である。石屋の三代目「寺内貫太郎」一家の日常を描いたドラマである。ドラマの内容は知らずとも悠木千帆(現・樹木希林)が「ジュリー」と悩ましげに(?)腰をくねらせて言う場面とか、小林亜星扮する貫太郎が息子周平(西城秀樹)…

疑問解決(8月5日のダイアリー)

疑問1:森山良子さんの歌による「さよならの夏」はどのようなもの?とてもつやがありのびやかな朗々と歌いあげるような安定感のある歌声でした。素敵でした!。 そして手嶌さんの歌声。これがまたやっぱりいいんですね。映画の主人公が高校生。思春期真っ只…

今日という日

今、久世 光彦著『向田邦子との二十年』という本を読んでいる。なんだか読んでいてせつなくなってくる。なぜなら両者ともこの世にはいらっしゃらないから。そしてなにより久世氏の向田氏への愛(男女というのではなく)が感じられるからー。 この本の巻末に…

こころの声

最近目が覚めるとほっとします。なぜなら、よくない夢を見ているからです。 ……あーよかった。夢で…… 今まで3回ほど見ているのですが、どれも仕事が終わっていないだとか、試験会場に行くのに忘れ物をしてきただとか、ほんとにどうしようもない夢です。 潜在…