2011-02-01から1ヶ月間の記事一覧

うるっとくる曲

今注目している作曲家。若松 歓(かん)氏。 経歴が変わっていて、某私大の人間科学部出身だという。そして彼のお父さまも同大学の経済学部出身で作曲家。 なにが好きなのかなあとつらつら考えると。。。曲がやさしい。合唱曲が多いのだが(それ専門?)、伴…

山岸 凉子著 「ブルー・ロージス 自選作品集」 文春文庫ビジュアル版

<この本(漫画)は決して朝の出勤前には読まないで下さい。>作者には失礼だがこんな<注意書き>を、本書のどこか(帯?)につけたい。 なぜならば自分が朝の通勤時に読んでしまい、朝日を浴びながらズドーンと暗くなってしまったからだ。重いテーマがある…

ちっぽけな喜び

それがたとえ一瞬だったとしてもー。 今まで氷のようにかたかったものが、少しずつゆるんで氷解していくこと。人の笑顔が見られること。そんなちいさなことに喜びを感じる今日この頃でありました。 そして、そういうちっぽけな自分だからこそ務まることもあ…

中島 京子著 「女中譚」 朝日新聞出版

中島氏初読みです。記事を書く前に本書を返却してしまったので、なけなしの記憶をたぐりよせながらこの記事を書いています(汗)。本書は三篇の短編からなっています。読み始めたときはバラバラのお話かと思っていたのですが、違うことがわかり点と点がつな…

衣更着!

午後六時。 低いところに位置し色がまっ黄色。 まんまるい物体。 何あれ?と思った。 もちろん一瞬だけどー。 時間が経つにつれ、だんだん高く高く位置し色も白く光ってきた。 風が強まり空気が動いている。 空には雲がなく、星がきれいにまたたいている。 …

小野 不由美著 「くらのかみ」 講談社

小野 不由美氏の著作初読みです。 奥付の次頁に<かつて子どもだったあなたと少年少女のためのー“ミステリーランド”>とあり執筆人がずらりと紹介されている。そのなかの第一回配本として掲載(広告)されている。なるほど。だから実に読みやすかったのかと…

諸田 玲子著 「巣立ち お鳥見女房」 新潮社

「お鳥見女房」第五弾である。ここには人生の節目が描かれている。「生」と「死」と「婚姻」がー。(ここからはネタバレなので読んでいない人はご注意を!)まず多津と源太夫。とうとうお子を授かりました!。そしてその名付け親が久右衛門。多津の「多」と…

池田 理代子著 「あきらめない人生」 海竜社

劇画家として大成(?)されたのちに、今は声楽家として活躍されている。ものすごい血のにじむような努力をされている方。 <45歳から音大目ざして受験勉強を始め、2年後には音大生となり4年間学生をする。> このたった一行のことをするために、どれだ…

諸田 玲子著 「狐狸の恋 お鳥見女房」 新潮社

「お鳥見女房」シリーズ第四弾である。このシリーズどこから読んでもいいとは思うが、やはり順番に読んだほうがよい。 まずは、第三弾で気にかかっていた矢島家・長男久太郎の縁談話。 紆余曲折を経ながらも珠世の知恵もあり、どうにか収束していく。 その顛…

中谷 彰宏著 「逆転力を高める50の方法」 ダイヤモンド社

中谷氏の著書は見かけると読む。必ず読む。それが今自分の抱えているテーマに合う合わないにかかわらず(笑)。氏の著作は読みやすい。さらっと読める。そして刺激される。 本書のサブタイトルは<評判とお金があとからついてくる>とある。このサブタイトル…

諸田 玲子著 「鷹姫さま お鳥見女房」 新潮社

「お鳥見女房」シリーズの第三弾である。 登場人物が年を重ねていく。どんなふうに年を重ねるのか。なかなか興味がある。基本的にこのシリーズに出てくる人たちはいい人たちなので、安心して読み進めることができる。珠世という一家の主婦。彼女がいる限り大…

諸田 玲子著 「其の一日」 講談社文庫 

長かろうと短かろうと人の一生の中で、重要な転換点となるような忘れられない一日というのが存在する。 もしかしたらそれはその人のこの世との決別の日かもしれない。 自分自身を振り返っても、何十年も前のことなのに鮮明に残っている記憶がある。 それはま…

宮里 優 著 「宮里流 ゴルフ 子育て法」 日経ビジネス人文庫

プロゴルファー3人の子どもをもつ父親として書かれた育児書である。私はてっきり母親としてどう育児にかかわったか…が書かれているのかと思ったのだが「父」親からのメッセージでした。題名に小さく「学校一番、ゴルフ二番」と記されているが、宮里氏はご自…

料理番組

アメリカで人気(だった?)のある女性がイタリアンを作っていた。 ナイスパディでいい声。見た目が美しい(笑)。 とっとっとっと手早く作る。出るわ、出るわ。 フードプロセッサーにジューサーミキサー。一度使ったまな板や包丁は、別にきれいにすることな…