2011-01-16から1日間の記事一覧

諸田 玲子著 「お鳥見女房」 新潮文庫

登場人物が多い。多すぎる!(笑)。それなのに、物語が破綻せず流暢に流れていく。わかりやすい語り口。うまい伏線。この話は現代でいうところの「渡る世間は鬼ばかり」(←橋田寿賀子脚本のテレビドラマです)。今は亡き山岡久乃(一家の主婦)を中心に夫と…