つっこめない自分
二人の男性がこんな話をしているのを耳にした。
A 「ムラカミ ハルキはノーベル文学賞の候補にあがったんだよね」
B 「へー。読んだことないですねー」
A 「海外でもずいぶん評価されてるんだよね」
B 「あー。そういえば、この前彼が司会をしているテレビ番組を見ましたよ」
……ここで私の首は60度ほど曲がりそうになった。
が。もちろん黙っている。
さらに彼らの会話は続くー。
A 「へー。司会してるんだ」
B 「たしか、この前はヤマ○デンキのことをやってましたよ。あそこは上州が出発点らしいですよ」
A 「ふうん。知らなかったなあー」
B 「あ。Cさん。もしかしたら上州出身?あそこは女性が強いんだってねー」
A 「いや。Cさんは東京っぽいですよ」
C 「いえ。私は……」
聞くともなく耳に入ってくる会話。
どんどんムラカミ ハルキから遠ざかっていくー。
Aさんつっこんでおくれよ!それは「リュウさんだ!」って……。
もちろんこんなことも彼らに向かって言えるわけない。
なぜなら……。
かく言う自分も同様の間違いを犯したからだ。
某テレビ番組に出演している人の声を聞いてー。
ガーベラ 「あー。この人の声誰かに似てると思ったら。。。ヨシダ シゲルに似ていない?」
家人 「ヨシダ シゲルーーー!?」
ガーベラ 「……えっ?……」
赤面するガーベラ……。
似てるも似ていないもないよ!ヨシダ シゲル氏の肉声を聞いたことがないのにー!
テルミがぱっと出なかった……(汗)
ああーーー。
名字が同じというだけで、いっしょくたにされてしまうであろう著名人のかたがた。
ごめんなさーい(ぺこり)