岡田 斗司夫著 「あなたを天才にする スマートノート」 文芸春秋

いやー。面白かった!

自分がかつてノートフェチ(?)であったことを思い出してしまった(笑)。

今日の記事はおそらく冗長で支離滅裂でオチがないプライベートな話になるかと思うので、この本の内容について知りたい人は読み飛ばしてください♪


んで。ノート!
中・高校生の頃ってあんまりお金はもっておらず、お小遣いで買うものといえば本とか文房具が主だった自分。そのころは田舎に住んでいたので本屋と文房具店が合体した店が近所にあったのでした。

そしてそこのノートコーナーでどのノートを買うか結構真剣に悩んでおりました。
ブルーのは英語の文法用。ピンクの背景に気球が描いてあるのが交換日記用とか。

そしてさらに思い出したことが初めて自分のお金で買ったものが「日記帳」ということ。小学3年生のことでした。その日記帳の真ん中には写真が入れられるもので、その頃産休補助の先生の家にみんなで遊びに行った時にとった写真を入れておりました。後ろにちょっと気になる男の子がお団子を食べている姿が写っていたりして(笑)。

ここまで思い出し、あー自分は「ノート」という存在が好きだったんだなあと自覚しました。今では5冊パックでいくらという徳用品で十分!という感じなのですが(苦笑)。

まあとにかくそんなんですから、ノートに字を埋めるという行為がすきなのかもしれません。日々の日記を書いてみたり、交換日記を書いてみたり、テーマを決めてノートを分けて書いてみたり、読書感想文を書いてみたり。内容はぐちゃぐちゃですが。

まあ、そんな自分ですからどのようにノートを書くか=ノート術というテーマ自体が好き。そして内容も発想も新しいものでした。


例えば見開き2ページが1日分で、まず右ページにその日の自分の行動を書く。左側にそれに対して思ったことや感じたことを書くというものでした。「右」→「左」ページに書くなんていう文字の流れはありえない!なのでこの提案は驚きでした。「すごい発明!」(←大げさ?)と感心してしまいました。

他によかったのが、実際に著者である岡田氏のメモが縮小されて載っていることです。字があまりにも小さく読みにくいのが難点ですが、迫力があります。それにイラストなども描かれているのですが、ご自分のはずかしさをもさらけ出しているところが好感がもてました。すばらしい絵でなくてもいい。内容だって完成していなくてもいい。

このノート術の目的はこう。天才の定義はこう・・・と明確にわかりやすく提示されているのがいいです!

とにかく自分もこの方式でしばらくノートを書いてみようかなと思った次第です。どんな効果が表れるか楽しみです!