阿修羅展に行ってきました!

初日ということもあってなのか、なんと入場まで40分待ち。

入口から長い列ができておりました。


早くみたい!という一心で来館したわけではなく、たまたま時間ができたのでひょいっ!と行ってしまったのでした。


やはりできたら初日は避けたほうがいいかもしれません。

平日の午前10時なのに。。。


阿修羅像の人気のほどを表しているのか。

ショップもすごい人だかり!みんな必死に絵はがきやクリアファイルを選んだりしていました。


もちろん、お目当ての阿修羅像のまわりにも人だかり!

像のまわりを少しずつ歩いて回るよう指示されました。


阿修羅像に行く手前に細長い通路があるのですが、そこがなにやら他のところと違う様相。

赤いじゅうたんが敷かれ、壁には阿修羅の写った小さな写真が飾られています。

これから阿修羅像とご対面!というわくわくする空間を作り出しましたという感じでした。


ものを言わぬ六つの腕と三つの顔をもった美少年のまわりには、何重にも人が取り囲みなかには両手を合わせている方も見えました。


興福寺から十代弟子、八部衆などなどが上京し、本場興福寺に修学旅行に来た生徒さんたちはちょっとかわいそうだな。。。なんて余計な心配までしてしまいました。


自分自身も中学生のころ修学旅行の<旅行記>を書きながら、奈良や京都への思いがどんどんふくらみましたもの!



でも。。。

ルーブル美術館展でも感じたのですが、本来あるべきところから人工的にしつらえた場所にもってこられた作品展というのは、どことなく違和感がありました。

ものすごく広くて大きな会場の壁に飾られた油絵。それを見上げるという一連の動作を含めてのルーブルの絵画の鑑賞。

暗い中でライトが照らされてその中に浮かび上がる像というのも、神秘的ではありますがなんとなく落ち着かない。もっと質素で素朴な建物の中で見たほうが像たちの思いがすーっとこころのなかに入ってくる気がしました。



やっぱり奈良&京都に行きたい!との思いをつよくもちました♪