多湖 輝著 「なぜか「娘に好かれる父親」の共通点」 新講社
娘に好かれるというよりも、娘に「嫌われる」言葉かけの例がたくさん見られます!
こんな言葉がけするとこんなふうに娘さんに伝わりますよ、という具体例が挙げられており10代に突入した娘さんをもつお父さん必見の本! いろいろ参考になることが多いと思います。
なにげなく使っている言葉。
家庭の中での父親の居場所と役割。
考えたことがありますか?
<むきだしのホンネは、時として無神経とみなされます>
自分では年頃の娘のことを心配しているつもりでも、その気持ちが相手に伝わっていないとよけいに両者の仲がこじれてしまいます。
だからといってなんでも許すわけにはいかない。伝えるべきことはしっかりともち、毅然とした態度は大事。
……でも、年頃の娘は扱いづらい。。。
著者はいう。
娘が父親をある時期避けるのは仕方のないこと。いずれ和解するときがくる。
……でも、そのために努力しなければいけないし、父親を演じることも大事だと。
こじれてしまった父娘関係のむきには、ちょっとした和解のポイントがのっていてこれまた参考になりそうです。
そして著者は最後に父親は「理想」をもってほしいと述べられる。
ちょっとだけ不器用で照れ屋のお父さんに参考になりそうな本でした。