河合 隼雄  茂木 健一郎著 「こころと脳の対話」 潮 出版社

臨床心理学者と脳科学者との対話。『潮』誌上のシリーズ対談を速記録をもとに、単行本のために構成しなおしたものだそう。単行本としてまとめることをあらかじめ両者に承諾をとっていたという。

なるほど。なので「対談」なのに、場所が変わったり時間が経過しているのだな。。。と納得した。

本書は三回にわたっての対談。第一回は「こころと脳の不思議」。第二回目は「箱庭と夢と無意識」。第三回目は「「魂」を救う対話」というタイトルがつけられている。

なかでも興味深かったのは、第二回目。
茂木氏がなんと京都にある河合氏の研究室で「二十何年ぶり」という「箱庭づくり」を行い、その箱庭を見ながら、お二人の対話が行われているのである。

ここの茂木氏の質問と河合氏の分析がおもしろかった。なるほど「ゴリラ」はそのような意味があるのかーとか(笑)。

ここにたくさん引用したい箇所があるのだが、今は時間がないので時間ができたら記事にします!(たぶん)
ごめんなさーい(ぺこり)。


たくさんこころと脳が刺激を受ける本でした!