山種美術館

山種美術館に行ってきました。恵比寿駅(西口)から徒歩10分ぐらいのところにあります。

「ザ・ベスト・オブ・山種コレクション」ということで、前期・後期と開催しており今の時期は後期にあたります。

日本画にはあまり興味がなかったのですが、チケットがあるということで足を運んでみました。その後おいしいイタリアンをいただく!というセットで(笑)。


いやー。よかった!!


油絵と違って、色の塗り方がすごくすっきりしていて美しい!べたべたしていない。線がすっとしていて繊細。色の塗り方も透明感があってきれい。

特に気に入ったのが上村松篁の「白孔雀」。孔雀の白と後ろにあるハイビスカスの黄色のコントラストがきれい。孔雀の羽が一本一本描かれていて思わず顔を近づけて見入ってしまいました。邪魔な客です(苦笑)。

あとは東山魁夷「年暮る」。京都の街並みを上から描いているのですが全体が青色。屋根の上に雪が降り積っている様が、年末の静けさと凛とした寒さが伝わってくるのです。

そしてもう一つは速水御舟の「桃花」。これは構図が気に入りました。桃の花が開いているのもあるのですがほとんどがつぼみの状態。正面を外して枝が描かれているのがかわいらしいです。本当は今回の目玉(?)は同氏の違う作品なのですが、個人的にはこちらの方が好きでした。目玉の方は(失礼な言い方ですみません。タイトルは「炎舞」です!今思い出しました)、炎の描き方が独特でその上で蛾が舞っているように見えるものです。ちょっと残酷な気がして(この炎を見ると地獄絵を想起してしまう…)、ポストカードなど欲しませんでした。

さてさてその後のランチ!!

これがイタリアンで恵比寿駅(東口)から徒歩3分のところにある『Partenope』(パルテノペ)というお店。人気店らしいので予約して行きました。特にポルチーニ茸のクリームソース味のマカロニ(ものすごく太くて薄いの!)が美味しかったです。デザートの焼リンゴ&アイスクリームも美味!

もし予約していなかったら道々見かけたラーメン屋とかキムカツ屋に入っていたかもしれません。←食い意地はってる!