司馬 遼太郎著 「坂の上の雲(一)〜(八)」 文春文庫

ぼちぼちと読んでいた「坂の上の雲」。やっと読了しました。

いやー。面白かった!

何が面白かったというかと、登場人物の人物像に関する作者の考察。
大きなプロジェクト(この場合戦争)におけるリーダーの性格が及ぼすそのことへの影響の大きさ。
もちろん日露戦争がどのように進んで行ったのか、連合艦隊の動きなどを詳しく知ることができたのも興奮したには違いないのですがー。

本書に登場する主な人物は、秋山真之秋山好古、クロパトキン、ロジェストウェンスキー東郷平八郎正岡子規大山巌児玉源太郎そして乃木希典などなど。

日本人の強さすごさを見ました。殊に旅順で戦うあたり。そしてロシアの敗退はうなずけました。何のために戦うかという目的が日本人とは違いますー。

司馬さん壮大な物語をありがとうございました!。


次は平清盛関連を読みます。←某大河ドラマの影響(苦笑)